ナラとウォールナット、どちらを選ぶか
North Poppy でよく受ける質問のひとつが、「ナラとウォールナット、どちらがいいですか?」というものです。どちらも広葉樹の定番材ですが、色・硬さ・経年変化がかなり違います。用途と好みによって選ぶべき樹種が変わるので、それぞれの特性を整理します。
色と見た目の違い
ナラは淡いベージュから薄い茶色で、木目がはっきりしています。虎斑(とらふ)と呼ばれる独特の模様が出ることがあり、これを好む方も多いです。明るい色なので、部屋を広く見せる効果があります。
ウォールナットは濃い茶色で、落ち着いた印象があります。木目は比較的細かく、均一な色合いです。ダークな家具が好きな方や、すでに持っている家具に合わせたい場合に選ばれることが多いです。
経年変化の方向性
ナラは時間が経つと少し黄みがかった色になります。変化は緩やかで、10年後も最初の印象と大きく変わりません。
ウォールナットは逆に、使い込むほど色が明るくなります。最初は濃い茶色ですが、光に当たることで少しずつ明るくなり、5〜10年後には中間的な茶色になります。どちらの変化が好みかで選ぶのもいい方法です。
硬さと加工のしやすさ
ナラはウォールナットより硬く、傷がつきにくいです。ダイニングテーブルのように毎日使う家具に向いています。一方で硬いため、加工に時間がかかります。
ウォールナットはナラより少し柔らかく、加工がしやすいです。椅子の背板のような曲げ加工が必要な部材に使いやすい樹種です。
どちらを選んでも、長く使える家具になります。迷っている場合は、工房見学日に両方の板を触り比べてみてください。実物を見ると、すぐに決まることが多いです。